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スタ本解説

スタ本解説

collection表紙


新感覚のジャズスタンダード譜面集ができました!

ジャズ・スタンダード・コレクション 100
~セッションの現場ですぐに使える~
価格 3000円+税

ジャズ・スタンダード曲集です。ジャム・セッション等で頻繁に演奏される曲を100曲厳選しました。
どこが新感覚かと言うと、一般的なメロディ譜と併せて、アドリブ時のコード進行とアナライズ(IIーVーImaj 等、コードの機能・流れ)も掲載しました。コード・アナライズや転調キーが一目で分かるようになっていますので、コード進行の解釈やアドリブに大いに役立ちます。「スタンダード虎の巻」とも呼べる充実の内容です。
ギター用ではなく、全ての楽器共通、ヴォーカリストにもお勧めです。

  • 左ページ:メロディ譜
  • 右ページ:アナライズ譜(アドリブ時のコード進行)

メロディ譜のコード進行ではアドリブし難い場合も多く、アドリブし易いようにコードを変えて演奏することがよくあります。これらの変更をメロディ譜に加えていくと、どうしても「複雑な曲」という印象を与えてしまいがちです。
本書は、一般的なメロディ譜とアドリブ時のコード進行・アナライズを左右ページに分けてありますので、スッキリ見やすくなっています。
ライヴやジャム・セッションの現場で、スタジオや自宅での練習で、大いにご活用ください!

コードネームについて

本書ではコードネームにテンションは付記していません。アレンジ譜面ならばコードネームにテンションを付けることが多いですが、本書は一般的なスタンダード曲集なので、シンプルなコードネームに統一しました。リディアン7th やドミナントを理解して、メロディやハーモニーの流れが分かるようになるとテンションも見えてきます。このサイトでも少しずつ解説を書き足していこうと思っていますので、頑張って見えるようになってください! そうなれば、シンプルな譜面の良さがご理解頂けると思います。


右ページの解説

右ページの II - V ➜ Imaj などの表記の意味が分かり難い というご意見を頂きました。
本書を使いこなすには、ダイアトニック・コード や ドミナント ➜ トニックの流れ など、予備知識が必要となります。このホームページの アドリブ練習方法 で解説していますので併せてご覧ください。

ここでは、本書で頻繁に出てくるコード進行パターンをいくつかピックアップして説明します。キーはすべて Cmaj で解説します。
(少しずつ書き足していきます)

1度メジャーへの流れ

右ページ解説1

シンプルな II-V-I 進行(スリーコード)です。矢印(➜)は「流れがある大事なポイント」を意味します。 この場合、ドミナント(G7)でカッコよく決めてトニック(Cmaj7)へ着地する という「メジャーに向かう流れ」です。
使うフレーズは「メジャー・ドミナント・フレーズ」です。
IIIm(Em7)もトニックで、Cmaj7 の代わりに Em7 に着地することもあります。同じ意味で、フレーズも同じでOKです。

右ページ解説1-1




2度マイナーへの流れ

右ページ解説2

6度セブンスから2度マイナーへの流れです。これも矢印(➜)が付いていまして、「マイナーに向かう流れ」です。
使うフレーズは「マイナー・ドミナント・フレーズ」です。
フレーズ例は アドリブ練習方法 を参照してください。

6度セブンスから2度マイナーへの流れ はジャズで最も大事な流れの一つで、アドリブの聴かせどころです!




4度メジャーへの流れ

右ページ解説3

4度メジャーへの流れも頻繁に出てきます。弾くフレーズは1度メジャーへの流れをそのまま移調して使うことが出来ます。



6度マイナーへの流れ

右ページ解説4

Cmajキーの6度マイナー VIm という扱いではなく、Amキーとして扱っています(表記をシンプルにするため)。どちらの解釈でも弾くフレーズは同じですので問題ありません。



2度セブンス

右ページ解説5

Lyd7 は「リディアン・ドミナント・セブンス」の略号です。Lyd7 はスケールの名前ですが、僕は Lyd7コード として扱っています。
コードトーンは他の7thコードと同じく「ルート(1度)・3度・5度・7度」で、これ以外にテンション「9度・#11度・13度・(たまに#5も)」が使われます。
テンションを積極的に使っていくと Lyd7 らしいサウンドがしますが、コードトーンだけの分散和音的なフレーズだと Lyd7 のカッコよさが出ないような気がします。
セブンス・コードは II-V の形に分解できますので、D7 を Am7-D7 に分解して Am7 でフレーズを考えると分かりやすいです。

D Lyd7



2度セブンスへの流れ

右ページ解説6

2度マイナーに向かうと思いきや2度セブンスに着地するパターンです。
マイナー・ドミナント・フレーズで2度マイナーへ着地すると見せかけて2度セブンス・フレーズにつなげます。フェイントを楽しむ箇所です。



サブドミナント・マイナーからトニックへの流れ

右ページ解説7

  • Fm7 4度マイナー(サブドミナント・マイナー)
  • B♭7 ♭7度セブンス(Lyd7)

Fm7 だけだったり、B♭7 が出てきたりしますが、全て Fm7(サブドミナント・マイナー)で考えてOKです。

  • この辺にコンビニありますか?
  • 近くにコンビニある?
  • コンビニって、この辺にー?

いろいろな言い方がありますが、意味は同じ という感じです。いろいろな言い方をされて意味が分かればOKで、逆に自分がコンビニの場所を尋ねる場合は1通りの言い方を知っていれば十分です。

右ページ解説7-1

「サブドミ・マイナーからトニック」と覚えてください。
ドミナント ➜ トニック の流れですので、

  • G7 ➜ Cmaj7

と同じ仲間です。Fm7 は G7 の代わりとしてかなりの頻度で使われます。大事な流れですのでぜひマスターしてください。

フレーズとしては、Fm の「ド・レ・♭ミ・ファ・ソ」を素直に弾けばOKです。もともと Fm 自体がカッコいいコードなので、余計な飾りは不要です。Fm のルートから5度までで充分なので、マイナースケール3種類がどうのこうのも考える必要はありません。

サブドミマイナー




ディミニッシュからトニックへの流れ

右ページ解説8

サブドミナント・マイナーと同じように、言い方が何種類かありますが全て同じ意味です。
B7 はディミニッシュの代理コードです。

代理コードを使うと B7 が Em7 のドミナントとなり、マイナー・ドミナント・フレーズが使えるようになります。ディミニッシュだけよりも可能性が広がるため、よく使われます。アドリブ練習方法 も参照してください。



中身はこんな感じです ⇩



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